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【オランダ国内の新型コロナ関連制限情報】感染防止措置の強化などについて

11月12日(金)午後7時より、ルッテ首相及びデ・ヨンゲ保健・福祉・スポーツ大臣が新型コロナウイルス対策に関して記者会見を行い、13日(土)の18時から、少なくとも12月4日(土)までの間、新型コロナウイルスの感染防止措置を強化する旨を発表しました。
   この会見に関連し、オランダ政府がホームページ上に具体的な内容を公表しておりますので、その概要について以下のとおりお知らせいたします。
 なお、オランダ政府の発表の詳細につきましては、以下をご参照ください。(英語)
https://www.government.nl/latest/news/2021/11/12/press-conference-12-november-2021

1.11月13日(土)18時から適用される措置
○コロナ・エントリー・パスの提示が要求されない場所において、他者と1.5メートルの距離を保つ制限を再開する。
○コロナ・エントリー・パスの提示が要求されない場所において、マスクの着用が義務づけられる。
○生活に必須でない店舗(衣料品店、美容院、カジノ等)の営業時間を18時までとする。
○飲食店や生活に必須な店舗(スーパー、ペットショップ、薬局等)の営業時間を20時までとする。
○飲食店においては、コロナ・エントリー・パスの運用と、着席が義務づけられる。
○イベントは、コロナ・エントリー・パスの運用と、着席を義務づけた上で、18時までの開催が可能となる。1施設の最大人数は1250人とすること。
○営業時間の短縮義務は、芸術・文化活動(映画、劇場、コンサートホール等)には適用されない。
○スポーツは無観客試合となる(プロ・アマチュア問わず)。
○在宅勤務に関する勧告は、「他の選択肢がない場合を除き、在宅勤務」へと引き締められる(現行は、「少なくとも半分の労働時間の在宅勤務」)。
○自宅へ招くことができる最大人数は、1日の上限を4人とする。
○新型コロナに感染した場合、感染者及び同居する者全員が、ワクチン接種の有無にかかわらず、自主隔離を行う。
○中等職業学校(MBO)、高等職業学校(HBO)及び大学においては、職員を除き、1グループの最大人数制限を75名とする。ただし、試験会場においてはこの人数制限は適用しない。

2.今後予定されている措置(コロナ・エントリー・パスの運用拡大)
 今後数週間で感染者が減少した場合、政府は可能な範囲で措置を緩和する予定である。その際、コロナ・エントリー・パスの運用が、小売店、動物園や遊園地などへの入場や、職場においても可能となるよう、法的整備を進めている。また近い将来、3G(ワクチン接種証明書、回復証明書、陰性証明書)をコロナ・エントリー・パスとして用いて座席指定ありとするか、2G(ワクチン接種証明書、回復証明書)をコロナ・エントリー・パスとして用いて座席指定なしとするかを、経営者が選べるようにする。このコロナ・エントリー・パスの運用拡大については、議会の承認を経て開始される。

3.ワクチン接種
 11月19日から順次、GGDに来ることができる80歳以上の者、18歳以上の養介護施設入居者、患者と直接接触する医療従事者を対象にブースター接種を開始する。
 12月末からは、60歳から80歳までの者へのブースター接種を順次開始する。

【参考(蘭語)】
https://www.rijksoverheid.nl/actueel/nieuws/2021/11/12/boosterprik-voor-60-plussers-versneld-van-start

4.次回の政府発表
 政府は、12月3日(金)に、措置の再評価を行う予定である。

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