マルタは美しいビーチ、独特の文化、そして美食で有名な地中海に浮かぶ島国です。そのため、多くの観光客が訪れ、観光ビザについて知りたいと思う方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回はマルタに観光ビザで滞在出来る日数やシェンゲン圏内に滞在できる日数について解説します。
マルタに観光ビザで滞在出来る日数は?
まずは、マルタに観光ビザで滞在できる日数について確認しましょう。日本国籍の場合、マルタには90日以内の滞在についてはビザの免除が認められています。つまり、観光目的でマルタを訪れる場合、90日以内の滞在であればビザの申請は不要です。
ただし、90日を超える滞在を希望する場合は、マルタ移民局に申請して長期滞在ビザを取得する必要があります。また、90日を超える滞在をした場合、その後6ヶ月間はマルタに再入国できませんので、注意が必要です。
シェンゲン圏内に滞在できる日数
次に、シェンゲン圏内に滞在できる日数について解説します。シェンゲン圏内には、EU加盟国や非加盟国を含めた26の国々が含まれており、日本人については90日以内の滞在についてはビザの免除が認められています。
しかし、注意が必要なのは、この90日間というのは「シェンゲン圏内に合計で90日以内」ということです。つまり、一度シェンゲン圏内に入国すると、その90日間の間はシェンゲン圏内のどこに滞在していても、その期間中の滞在日数がカウントされます。そして、90日を超える滞在をした場合は、次の入国までシェンゲン圏外に6ヶ月間以上滞在しなければなりません。
シェンゲン圏内での滞在期間の計算方法
シェンゲン圏内での滞在期間は、180日以内の合計滞在日数に制限されます。この期間はショートステイと呼ばれます。ショートステイの期間は、最初の入国日から最後の出国日までの日数をカウントします。
ショートステイの期間の計算方法は、以下の手順に従います。
- 最初の入国日を「Day 1」とします。
- Day 1から90日目までが最初のショートステイ期間です。
- Day 91から180日目までが2番目のショートステイ期間です。
- Day 181からは、新たなショートステイ期間が始まります。
つまり、180日以内であれば、ショートステイ期間内であれば、シェンゲン圏内のどの国でも合計90日間滞在することができます。ただし、一度出国し、再度入国することで新たなショートステイ期間が始まることに注意してください。
また、ショートステイ期間を超過した場合は、次回の入国は90日以降になります。つまり、180日以内に90日以上滞在してしまうと、次回の入国はその180日以降になります。このため、滞在期間を正確に計算することが重要です。
まとめ
マルタに観光ビザで滞在する場合、ビザの種類によって滞在可能な期間が異なります。また、シェンゲン圏内での滞在期間も制限されており、180日以内の合計滞在日数が90日に制限されています。
ビザの申請には時間がかかるため、旅行計画を立てる際には、早めにビザの申請手続きを行うことが重要です。また、シェンゲン圏内の各国の滞在期間を正確に把握して、旅程を計画することも重要です。
以上の情報を参考に、マルタでの素敵な旅行を楽しんでください!
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