現地時間6月24日、オランダのルッテ首相及びデ・ヨンゲ保健・福祉・スポーツ大臣が記者会見し、新型コロナウイルス対策に関してオランダ国内でとられている措置について、7月1日(水)以降の緩和に関する方針等について発表しました。
この発表について、オランダ政府のホームページに掲載された具体的な内容は以下のとおりとなります。更なる詳細については在オランダ日本国大使館のWebサイトをご確認ください。
(在オランダ日本国大使館)
https://www.nl.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
7月1日(水)以降に適用される屋内外での一般的ルールは以下の通りです。
(1)屋内での一般的ルール
〇互いに1.5メートルの距離を保つこと。
〇(スタッフを除き、)固定した椅子のある部屋ごとに最大100名まで。
〇固定された椅子、予約、事前の健康チェックを行えば、人数制限はない。
〇店舗、博物館、図書館など、訪問者の出入りがあるような場所では、1.5メートルの距離を保つことがルールであり(それぞれの場所自身が、このルールが遵守されているかを確認する。)、人数制限はない。
(2)屋外での一般的ルール
〇互いに1.5メートルの距離を保つこと。
〇(スタッフを除き、)最大250名まで。
〇飲食産業は常に固定された椅子を利用すること。
〇固定された椅子、予約、事前の健康チェックを行えば、人数制限はない。
〇動物園、遊園地など、訪問者の出入りがあるような場所では、1.5メートルの距離を保つことがルールであり(それぞれの場所自身が、このルールが遵守されているかを確認する。)、人数制限はない。
(3)移動
〇公共交通機関の中で、非医療用マスクの着用は義務である。バス、電車、トラム、メトロの全ての座席が利用可能となる。ラッシュアワーを避けることが引き続き重要である。
〇A地点からB地点への移動(例えば、タクシー、乗り合いバン、長距離バス)については、予約及び事前の健康チェック、非医療用マスクの着用が義務となる。
〇車両の中(及び他の私的な輸送手段)では、以下のルールが適用される。複数人が1台の車両で移動し、これらの者が、同一世帯に属さない場合、マスクの着用が推奨される。
〇その他の移動手段では、当面の間、1.5メートルの距離を保つこととする。
(4)子供及び青少年
〇12歳までの子供たちは、子供たち及び大人との間で、1.5メートルの距離を保つ必要はない。これは、託児所及び小学校にも適用する。
〇18歳までの青年同士は、1.5メートルの距離を保つ必要はない。これは、サマーホリデー後に完全な形で再開する中高等学校において、(年齢に関わらず)全ての学生に適用する。学生と学校スタッフの1.5メートルの距離の保持は、引き続き適用される。
〇新たなアカデミックイヤーには、中等職業教育(MBO)、高等
(5)例外
〇全ての人が1.5メートルの距離を保つことがルールである。しかし、いくつかの施設では不可能であり、1.5メートルの距離は一時的に緩和される。これには、以下が該当する。
・介助を必要とする者と介助をする者との接触
・(美容師、マッサージ師、自動車教習インストラクター等)接触を伴う職業の人々
・(屋内外の)アスリート、俳優、ダンサー
〇シュプレヒコール、大声での歌唱、集団で大声を上げることは認められない
・合唱やアンサンブルに関して、リハーサルやパフォーマンスは再び可能になる。条件については、国立公衆衛生環境研究所が短期間でこれに関してアドバイスを提供するだろう。
〇ディスコやナイトクラブは、9月1日(火)まで引き続き閉鎖される。ディスコやナイトクラブの営業は再度9月1日ごろに検討される。