フランスでは6月9日以降、感染リスクに応じた国の分類(グリーン、オレンジ、レッド)が実施され、出発国・目的国ごとに国際移動に対して特定の手続きが適用されます。
感染状況を理由に「レッド」に分類された国へは渡航しないよう強く求められます。
2021年6月9日以降、フランスと外国の間で旅行者の往来が再開されます。ヨーロッパ連合(EU)域外諸国の感染状況と渡航者のワクチン接種に応じて手続きが変わります。
日本を含むグリーンリスト国から来仏する渡航者には、以下の入国条件が適用されます。
- ワクチン接種済みの渡航者:搭乗前に検査を受ける必要はありません。フランス入国時の検査と自主隔離(7日間)も免除されます。
- ワクチン未接種の渡航者:搭乗前72時間以内に受けたRT-PCR検査または抗原検査の陰性証明を提示しなければなりません。フランス入国時の検査と自主隔離(7日間)は免除されます。
【注意】
フランスで承認されたワクチンは、ヨーロッパ医薬品庁(EMA)により認可されたファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、ジョンソン&ジョンソンの4種です。
接種済みの渡航者は、ワクチン接種の全行程終了を証明できなければなりません。
- 2回接種型ワクチン(ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ)の場合、2回目の接種後2週間経過
- 1回接種型ワクチン(ジョンソン&ジョンソン)の場合、接種後4週間経過
- 新型コロナウイルス感染症の罹患歴がある人はワクチン接種後2週間経過(必要な接種回数は1回のみ)
- 詳しい情報はフランス政府ホームページ(フランス語)をご覧ください。