ギリシャ政府は、新型コロナウイルス感染症対策として出入国制限
なお、今回の変更により、これまで一部例外を除いて、日本居住者
なお、この度の主な変更点は以下のとおりです。
●入国制限緩和対象国に新たに日本、アルバニア及びレバノンが加
●入国時に提示義務のある証明書として、到着前48時間以内のラ
■1 入国制限
ギリシャ政府は、非EU・シェンゲン協定加盟国からの入国制限を
(1)入国制限の例外対象者
ア EU・シェンゲン協定加盟国に滞在許可を有する者
イ EU・シェンゲン協定加盟国民及びその配偶者、正式な同棲者、未
ウ 医療関係者
エ 政府代表団、外交団、国際・EU・人道的・軍事・法執行機関構成
オ 輸出入業関係スタッフ(船員、航空クルー、トラック運転手等)、
カ 大学生
キ トランジット旅行者
ク ギリシャ在外公館(在京ギリシャ大使館等)発行の許可を得た者
(2)入国制限緩和対象国
ギリシャ政府はEU・シェンゲン協定加盟国以外に、例外的に一部
※モンテネグロについては、到着72時間以内のPCR陰性結果、
■2 ギリシャ入国時に必要な証明書
全ての入国者は、次のいずか一つの証明書の提示義務があります。
(1)ワクチン接種証明書
・接種完了後(2回接種が必要なワクチンの場合は2回とも完了後
・接種証明書は、居住国の公立機関発行であること
・接種証明書には、旅券通りの氏名、ワクチンの種類、接種の回数
・現時点でのワクチンの種類はPfizer BioNtech、Moderna、Astra Zeneca、Novavax、Johnson + Johnson/Janssen、Sinovac Biotech、Gamaleya (Sputnik)、Cansino Biologics、Sinopharm等が認められる
(2)到着前72時間以内のPCR検査の陰性結果証明書
・鼻腔又は口腔内粘膜から検体が採取されたPCR検査であること
・検査機関は、各国(出発国か通過国)のナショナル・レファレン
・証明書には、旅券どおりの氏名が記載されていること
(3)到着前48時間以内のラピッドテストの陰性結果証明書
・検査機関は、各国(出発国か通過国)のナショナル・レファレン
・証明書には、旅券どおりの氏名が記載されていること
(4)新型コロナウイルス疾患または感染証明書
・発症後2か月から9か月以内であり、発症日付が証明書に記載さ
・診断方法は、PCR検査もしくは抗原検査(Antigen Test)であること
・証明書については、当初の陽性結果から30日以上経過後に発行
・証明書は居住国の公立機関、または、出発国か通過国のナショナ
(5)各種証明書に共通する事項
・各種証明書は、航空機・船舶・国際バス・鉄道等の利用時に必要
・ギリシャ語、英語に加え、仏語、独語、伊語、西語、ロシア語で
・上記各種証明書に代わり、EU諸国発行の書面か電子のCOVI
・12歳未満は各種証明書提示義務を免除
■3 出入国ゲートの制限等
出入国は、次のゲートから可能とされています。
(1)全ての国際空港では、上記1の入国制限対象となっていない
(2)パトラ港、イグメニツァ港、ケルキラ(コルフ)港では、上
(3)プロマホナス(ブルガリア国境)、オルメニオ(ブルガリア
(4)カカヴィア(アルバニア国境)及びキピ(トルコ国境)では
(5)クリスタロピギ(アルバニア国境)では、農業季節労働者(
(6)マブロマティ(アルバニア国境)では、1日250名までで
※注意点
・プロマホナス及びオルメニオは、24時間運営。エブゾネス及び
・カカヴィアでは午後7時から午前7時までの間、キピでは午後1
・カカヴィアでは、1日の入国者数上限は1,500人(物流トラ
・マブロマティでは午後4時から午前8時までの間は出入国禁止。
■4 海路の出入国制限等
(1)海外からの観光船、レジャー船の寄港
ア 上陸は上記1の入国制限対象となっていない国からの船舶に限り、
イ 人数制限
・定員12名までの船舶の場合、乗員は12名まで。
・定員12名以上の船舶の場合、過剰の定員数を2で割り12に足
・いかなる場合でも、乗員は49名まで。
ウ 10室から15室までのキャビン付きの船舶では1室を空室とし、
エ 乗員は、互いに1.5m以上の間隔を維持する義務を負う。
オ 上記措置の違反金は、乗員の場合500ユーロ。
(2)周辺国等との海路制限
トルコ・アルバニアとの間の海路交通を禁止する(貨物船等を除く
(3)ギリシャ-イタリア間のフェリー
ア 乗客は定員80%まで、キャビン付きフェリーの場合は定員85%
イ キャビンでは、家族(配偶者、正式同棲者、1・2親等親族)、身
■5 ギリシャ入国時に必要なPLF事前オンライン登録
全ての入国者は、到着前日までに政府ウェブサイト(https:
■6 ギリシャ入国時の検査
入国時にはサンプリングによるPCR検査かラピッドテスト(航空
■7 国内航空便で本土から島に移動する場合の必要事項
国内便の利用に関しては、島への移動のためには次のいずれか一つ
(1)ワクチン接種証明書
海外からの外国人入国者の場合、上記2参照。
ギリシャで接種した場合には、次のリンクから入手したもの(TA
https://dilosi.services.gov.gr
なお、同登録サイトはギリシャ語です。ログイン方法については、
https://www.gr.emb-japan.go.jp
(2)新型コロナウイルス検査証明書
次のいずれか一つが必要です。
ア 出発72時間前までの鼻腔又は口腔内粘膜から採取されたPCR検
イ 出発24時間前までのラピッドテストの陰性結果証明書。
ウ 出発24時間前までのセルフテストの陰性結果申告書。
-ギリシャ政府のサイトSelf-testing.gov.gr
【セルフテスト結果申告書(手書き、英語・ギリシャ語)】
https://self-testing.gov.gr/co
エ 新型コロナウイルス疾患または感染証明書
-証明書については当初の陽性結果から30日以上経過後に発行さ
なお、各種証明書の共通事項・注意点は次のとおりです:
・PCR検査・ラピッドテストの証明書は、書面か電子でも可。外
・海外で実施されたPCR検査・ラピッドテスト・新型コロナウイ
・PCR検査・ラピッドテスト・新型コロナウイルス疾患または感
・各種証明書は、航空機に搭乗するために必要な書類とみなされる
・6歳未満は各種証明書提示義務を免除。
■8 国内フェリーで本土から島に移動する場合の必要事項
上記7(1)または(2)のいずれかが必要です。
また、本土から島、島から本土への乗船時にともに、質問票(乗船
なお、同質問票はギリシャ語ですので、下記の当館作成資料(質問
【当館作成資料:質問票の記載要領】
https://www.gr.emb-japan.go.jp
■9 日本居住者のギリシャ入国
2月8日以降、EU・シェンゲン協定加盟国に滞在許可を有されて
※日本政府は、ギリシャに対して引き続き、「感染症危険情報レベ
※ギリシャでは新型コロナウイルス変異株(デルタ株)の感染が確