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スペイン・マドリード州における新たな全国的規制措置等について(9月21日施行)

1 スペイン現地時間21日から施行を開始したスペイン・マドリード州での新たな規制措置について、マドリード州の官報に掲載されました。今回発表された規制の具体的な内容については、以下をご参照ください。

(1)全州に適用される措置
ア 私的会合の人数は公的・私的スペースを問わず、最大6名までに制限(本措置発表前は10名まで)。同居人同士の会合、仕事の会合及び公的機関の会合には適用されない。
イ 飲食店は、店内のテーブルは定員の65%、店内のカウンターは定員の50%、テラスは定員の100%までの利用とする。テーブルの椅子と別のテーブルの椅子の間の距離、カウンターにおける対人距離は1.5を確保する。1テーブルの利用は最大6名までとする。

(2)指定された37の保健地区において適用される措置(当14日間)
(注)指定地域については、以下のHPのリンクから、マドリード州が作成したマップをご参照ください。
https://www.comunidad.madrid/sites/default/files/doc/sanidad/zbs_de_alta_incidencia.pdf
(注)マドリード市内の「カラバンチェル」「ウセラ」「ビジャベルデ」「ビジャ・デ・バジェカス」「プエンテ・デ・バジェカス」「シウダッド・リネアル」内の26の保健地区及びアルコベンダス市、サン・セバスチャン・デ・ロス・レジェス市、ヘタフェ市、フエンラブラダ市、パルラ市、ウマネス・イ・モラレハ・デ・エンメディオ市内の11の保健地区が対象となります。

ア 移動制限
通院、労働(出勤)、登校、帰宅、介護、金融機関への移動、司法手続、各種行政手続、各種試験、その他必要不可欠な事由がある場合や上記と同様の事由がある場合を除いて、各地区への出入りを制限する。制限地区の車での通過は許容される。制限地区内での住民の移動は許容されるが、必要不可欠な移動のみが推奨される。

イ 宗教施設の使用率を定員の3分の1に制限。

ウ 通夜会場は、屋外の場合は15名、閉鎖空間では10名までに制限。

エ 埋葬・火葬会場は、親族15名までに制限。

オ 商業施設・飲食店
●店内の使用率は定員の50%に制限。
●薬局や医療機関、動物病院、ガソリンスタンド等、必要不可欠な施設を除き、営業時間は22時まで。
●1つのテーブルにおける人数は最大6人まで。
●バーカウンターの利用禁止。

カ 自動車学校や塾などの私的教育施設
●使用率は50%に制限。
●対面式の授業を行う場合は、6人までに制限。

キ スポーツ施設
●屋外・室内問わず、使用率は定員の50%に制限。
●1グループ6人までに制限。

ク 公園の閉鎖

(3)罰則
本規制措置の違反には、600ユーロ~60万ユーロの罰金が課される。

(参考:マドリード州官報のHPリンク)
全州に適用される措置:
http://www.bocm.es/boletin/CM_Orden_BOCM/2020/09/19/BOCM-20200919-1.PDF

指定地域に適用される措置:
http://www.bocm.es/boletin/CM_Orden_BOCM/2020/09/19/BOCM-20200919-2.PDF

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