ロシア現地時間10月14日、ロシア首相府は、3月18日に発効した外国人に対する入国制限措置を課す政府令における適用除外国の一覧に日本を含める政府令を発表し、日本国籍者及び日本に定住する外国人で日本からロシアに渡航する者に対する入国制限が解除されました。
これにより、これまでHQSの労働許可所持者など一定の要件を満たした外国人を除いて課せられていた入国制限は日本についてなくなり、査証カテゴリーによる区別なく、それぞれ所持する査証の条件に従ってロシア入国が可能となる見込みです。また,在日ロシア大使館などにおける査証手続きも再開される見込みです。なお、この政府令に基づく査証申請受付や空港等での運用の開始日付は、未だ発表されていません。
なお、渡航に際しては、査証カテゴリーに関わらず、ロシアへの渡航直前3日以内に受けたPCR検査の結果として新型コロナウイルス感染について陰性であることを証明する文書(ロシア語又は英語のもの)の所持が引き続き必要です。
さらに、労働活動のためにロシアに到着する外国人(労働査証所持者)については、14日間の自己隔離を実施する義務が課されています