1.マスク着用の義務化
ニュージーランド政府は、31日より、警戒レベル2以上の地域(=NZ全土)にて、公共交通機関(バス、列車、航空機等)利用時のマスク着用を義務化すると発表しました。ただし、以下等の場合は、着用は必須ではありません。
・12歳未満の子供
・タクシーやUber等、少人数車両の乗客(運転手は着用必須)
・スクールバスやチャーターバスの乗客
・北島-南島間フェリー(Interisland ferries)の乗客
・障害や身体的・精神的な健康上の理由によりマスク着用が適さない方
・耳の不自由な方とコミュニケーションを取る必要がある場合等
なお、マスクがない場合は、スカーフやバンダナを代用することも認められます。また、着用義務に違反した者は、1,000NZドル以下の罰金を科される可能性もありますので、ご留意ください。
〈ニュージーランド政府の発表〉
https://www.beehive.govt.nz/release/use-face-coverings-public-transport-outlined
2.公共交通機関QRコード掲示の義務化
現地時間26日、ニュージーランド政府は、「公共交通機関(バス、電車、フェリー、ライドシェア(相乗りサービス)、タクシー等)の運行業者に対し、9月3日午後11時59分(実質9月4日)より、QRコード(NZ政府公式の接触歴追跡アプリに対応するもの)を掲示することを義務付ける」と発表しました。
ニュージーランド政府の発表は、事業者によるQRコード掲示を義務化するものであり、接触歴追跡アプリのインストールを一般市民に強制するものではありません。