台湾の高雄市、台南市では、人の出入りが激しい人混み、又は密閉された空間、例えば、(1)医療・介護施設、(2)公共交通機関、又はソーシャル・ディスタンスが確保しにくいエレベーターや車両内、(3)商業施設・市場(デパート、量販店、市場、夜市等)、(4)教育・学習施設(塾、自習室等)、(5)展示・競技会場(コンサートホール、体育館等)、(6)レジャー・娯楽施設(映画館、遊園地、ホテル、ダンスホール、バー、カラオケ、ゲームセンター等)、(7)宗教施設(廟、教会、礼拝堂、祭り等)、(8)大型イベント会場においては、必ずマスクを着用し、手洗いに努め、咳エチケット等の衛生的な習慣を励行することが推奨されています。
これを踏まえ、8月6日、高雄市政府は、新型コロナ感染症の次なる蔓延に備え、上記8つの公共施設等を利用する際はマスク着用を要請することとしました。この措置は、8月17日から施行されます。係員のマスク着用要請に従わなかった違反者には、伝染病防治法に基づいて、3,000台湾ドル以上、1万5,000台湾ドル以下の罰金が科されます(注:台南市政府は、8月4日から2週間の周知期間を設けるとしています)。
<8つの公共施設等におけるマスク着用要請|高雄市政府 2020.08.06>
https://www.kcg.gov.tw/CityNews_Detail1.aspx?n=3A379BB94CA5F12D&sms=36A0BB334ECB4011&ss=3AE4CA5F1487F039