3月31日夜、マクロン大統領がテレビ演説を行い、新型コロナウ
1 感染状況等
●数週間前から、新たな感染状況に直面している。3月頭から、英
●英国変異株は感染力が高く、致死率も高い。健康状態に問題のな
●こうした状況を受け、フランス政府は3月18日、20近くの県
●医療機関が新型コロナウィルス以外の治療をできる限り中止する
●現在7千床以上ある重篤者向け病床を、医療分野の学生、定年退
2 新たな規制措置
●すでに19県で導入されている以下の強化規制措置を本土のすべ
●3日(土)夜から開始する。
・19時~6時までの夜間外出禁止
・6時~19時の日中は、10km圏内の移動であれば証明書(a
・地域圏を超えた移動は、4月5日以降やむを得ない理由がない限
・生活必需品を扱う商店は開店(既に19県において適応されてい
●テレワークは組織的に行われ、実施可能な場合は毎回実施される
●今週末、復活祭のために地域間を移動することは可能。
●フランス人が海外からフランス国内に入ることは常時認められる
●国境労働者の移動を可能な限り容易にすべく、すべてのことを行
●公道・公共空間における集会およびアルコールの摂取に関する監
●宗教関連行事においても、感染拡大を避けるべく、家族・友人と
3 学校
●フランス全土において、保育園、幼稚園・小学校、中学校、高校
●医療従事者等の子弟や困難な状況に置かれている子供たち以外は
●4月12日からは、フランス全土で2週間の春休みとする。
●4月26日からは、幼稚園と小学校(les maternelles et les primaires)の登校が再開され、中学校と高校は遠隔授業
●中学校と高校は、5月3日より、必要に応じて上限を設けた上で
●高等教育機関に関しては、学生本人が希望する場合、引き続き週1日の授業出席が可能である。
●子供の面倒を見るためにテレワークができない者については、部
4 ワクチン
●本31日、1回目の接種を受けた人数は850万人、2回目の接
●ワクチンは2回目の接種後2週間で結果が出始める。事実、80歳以上の新型コロナウィルス感染による致死率が大きく下がってい
●90%が1回目のワクチン接種を行った要介護高齢者施設(EH
●今後数週間で、ワクチンの取得を加速させ、フランスおよび欧州
●ファイザーおよびモデルナのワクチンについて、1700のセン
●アストラゼネカおよびジョンソンエンドジョンソンのワクチンは
●25万人の医療関係者がワクチン接種に従事している。
●55歳以上の肥満、高血圧、糖尿病患者はアストラゼネカのワク
●ファイザーとモデルナのワクチンは、70歳以上が接種可能。
●数日前から、ワクチン接種の予約が取れなかった75歳以上には
●4月16日以降、60歳から70歳の人を対象とした1回目の予
●5月15日以降、50歳から60歳の人を対象とした1回目の予
●6月中旬以降、50歳未満のすべての人に対し予約受付を開始す
●今後夏の終わりまでに、18歳以上のすべてのフランス人がワク
5 今後の見通し
●5月半ば以降の段階的規制緩和のスケジュールについて、近く発
●5月半ば以降、文化施設を厳格なルールの下で再開し、条件付き
●5月半ばから夏にかけての、文化・スポーツ・レジャー関連施設
在フランス日本国大使館
https://www.fr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html