アイルランドでは、10月6日午前0時から3週間、全国における行動制限措置が、パンデミック対応計画のレベル2からレベル3に引上げられます。これにより他県への外出ができなくなる事実上の再度のロックダウンとなります。

10月5日夜、アイルランドのマーティン首相が演説し、新型コロナウイルスの感染が全国的に拡大しており、これを食い止めない限り深刻な影響が生じるとして、同6日午前0時から3週間、全国の行動制限措置をパンデミック対応計画のレベル2からレベル3に引き上げると発表しました。
これに当たりマーティン首相は、国家公衆衛生緊急チーム（NPHET）の勧告はレベル5（最高レベル）への引上げであったが（下記2参照）、このような厳しい措置への移行は、多数の雇用の喪失等、甚大な結果をもたらすとして、今回の引上げをレベル3とした理由を説明するとともに、低いレベルでもその効果を十分上げるため、行動制限措置を遵守しない一部国民がおり、感染拡大を許していると指摘の上、ガイドライン遵守を強化する措置を講じると表明しました。
レベル3の下では、仕事や教育等の必要不可欠な目的以外で居住する県から出ない等の措置を求めており、現地滞在中の皆様におかれましては、ご注意ください。

※レベル３の行動制限措置内容の詳細は、次の政府ウェブサイトをご参照下さい（ダブリン県及びドニゴール県には、追加の措置が適用されていますので、ご注意下さい。）
https://www.gov.ie/en/publication/ad569-level-3/

※ダブリン県におけるレベル３の行動規制内容の詳細は、次の政府ウェブサイトをご参照下さい。
https://www.gov.ie/en/publication/cf1f3-special-measures-in-place-for-dublin/

※ドニゴール県におけるレベル３の行動規制内容の詳細は、次の政府ウェブサイトをご参照下さい。
https://www.gov.ie/en/publication/f9a0c-donegal-is-at-level-3/